猫だけで留守番させるのって何日まで可能なのかな?
仕事とかで留守番させたり、たまに外泊もするから知っておきたいよ
今回は、こんな疑問に答えていきます
本記事の内容は
猫だけでの留守番は1泊2日まで
飼い猫だけで留守番する場合、基本的に1泊2日までに収めるのがおすすめです
それは、飼い猫だけでの留守番を安心して行うことができる環境は
2泊3日以上キープするのが困難だからです
留守番に必要な環境
衛生的な食事
衛生的なトイレ
安全に過ごせる部屋
万が一の事態が起きたときの対応
猫の成長と留守番の期間
飼い猫だけでの留守番の期間は、1泊2日までがおすすめと話しましたが
この期間は、猫ちゃんの成長段階によって変わってきます
期間(目安) | |
生後2カ月未満 | 留守番できない |
生後2カ月~3カ月 | 2時間~3時間 |
生後3カ月~4カ月 | 3時間~6時間 |
生後4カ月~6カ月 | 6時間~8時間 |
生後6カ月以上 | 1泊2日まで |
生後2カ月までの子猫を飼う場合、留守番はできないと考えたほうがいいです
この時期は、母猫の乳を飲んで大きくなる段階なので数時間おきに食事が必要なほか
ちょっとしたことでも命の危険がある体調不良に繋がりやすいです
また、生後6カ月以内の子猫を飼っている場合は、数時間の留守番なら可能ですが
子猫だけを残して外泊をするのは難しいです
生後6カ月までの子猫は、まだまだ成長途中であり
急な体調の変化やケガや思わぬ事故を起こしやすい時期です
ある程度成長が落ち着く生後6カ月以降までは、飼い猫だけでの留守番は避けてあげましょう
猫だけでの留守番で起こる「分離不安」の症状
猫ちゃんの中には、「分離不安症」という心の病気になる子がいます
この病気は、もともと飼い主への依存度が高い犬に多い病気でしたが
室内で常に母猫のように世話をしてもらえる環境や毎日おもちゃで遊んで本能を満たせる環境が
室内犬と同じような依存度に繋がり「分離不安症」が発症するようになりました
分離不安症の主な症状は、
主な症状は
飼い主が離れると泣き続ける
トイレやお風呂など常に付きまとう
トイレ以外の場所で粗相をする
家具などにマーキングをする
激しくグルーミングをし続ける
物に八つ当たりして破壊する
下痢や嘔吐をする
元気がなくなり、食欲も落ちる
分離不安症の対策
猫の分離不安症は、事前に予防することや
症状がみられてからでも訓練することで症状を改善できる場合があります
適度に遊びでストレスを発散してあげる
普段から一人で過ごす時間を作り慣れさせる
甘えられても要求に毎回答えずに、主導権を常に持つ
おとなしく待って入れたときなどにご褒美をあげる
猫だけで留守番するときの準備と注意点
猫だけでの留守番を行う場合の準備について説明していきます
留守番の準備リスト
飼い猫の体調をチェックする
新鮮なフードと水を用意する
衛生的なトイレを用意する
室内の温度を適温にする
部屋の危険なものを片付ける
必要に応じてケージや留守番グッズを使う
飼い猫の体調をチェックする
まず、初めに飼い猫の健康状態についてチェックしておきましょう
飼い猫だけでの留守番の場合、体調が悪化したときなどに
すぐに気づいてあげることが難しくなります
日頃から小まめに体調をチェックし、異常があれば動物病院で見てもらいましょう
持病や飼い猫の健康状態によっては、飼い猫だけでの留守番は難しい場合があるので
不安な場合は、一度かかりつけの動物病院で相談することをおすすめします
新鮮なフードと水を用意する
留守番中でも衛生的で新鮮なフードと水がとれるように準備しておきましょう
数時間の留守番であれば、いつものエサ皿や水皿に時間分のフードと水を用意すればいいのですが
留守番が半日以上続く場合は、次のモノを用意するのがおすすめです
自動給餌器
給水機
そして、猫だけでの留守番時には、餌場や水飲み場は複数準備しましょう
万が一、留守番中に皿がひっくり返ってしまった時でも別の場所で食事できるようにしてあげると安心です
衛生的なトイレを用意する
留守番中でも常に衛生的トイレを使用できるように準備してあげましょう
猫はとてもきれい好きな場合が多く自分の排泄物でトイレが汚れている場合でも
綺麗になるまで我慢したりトイレ以外の場所で粗相をしたりすることがあります
留守番中もなるべくきれいなトイレを使用できるように
いつもよりトイレを増やしてあげるのがおすすめです
また、これらのトイレを利用するのも効果的です
システムトイレ
全自動トイレ
室内の温度を適温にする
留守中の室内環境の管理についても注意が必要です
寒い冬や暑い夏の留守番は、寒さによる体力の低下や暑さによる熱中症など
飼い猫の体調を崩してしまう原因になります
ちなみに適温の目安はこんな感じです
子猫の最適な室温と湿度
春・秋:約20℃~28℃
夏:約24℃~27℃
冬:約20℃~23℃
湿度:50%~60%
対策としては、エアコンなど室温を適温にキープする方法があります
エアコンなどでの調節が難しい場合は、市販のペット用電気マットや冷感マットなどを利用して適温に調節してあげましょう
猫用の寒さ対策グッズについては、「【2020年最新版】飼い猫のための寒さ対策グッズ:留守中も安心して使える寒さ対策グッズを紹介」で紹介しているのであわせてチェックしてみてください!
部屋の危険なものを片付ける
留守番中の怪我や事故を防ぐために部屋の中の危険なものを片付けておきましょう
部屋の中で危険なものの例としては、
電化製品のコード類
紐や布
ビニール類
食べてはいけない食材
小さな部品
落下や倒れる危険性のあるもの
飼い猫に壊されると困るもの
必要に応じてケージや留守番グッズを使う
飼い猫だけの留守番は、どれだけ準備しても不安な場合な人も多いと思います
そんな人にオススメな方法はこちらです
大きめのケージで留守番させる
ペットカメラを設置しっておく
猫の留守番は何日までOK?家を空ける際の準備と注意点:まとめ
いかがでしたでしょうか?
猫だけでの留守番は、1泊2日までにするのが無難でおすすめです
2泊3日以上の留守番が必要な場合は、友人や家族に預けたり、ペットシッターなどのサービスを利用しましょう
また、留守番の準備には余念のないようにしておきましょう
留守番の準備リスト
飼い猫の体調をチェックする
新鮮なフードと水を用意する
衛生的なトイレを用意する
部屋の危険なものを片付ける
必要に応じてケージや留守番グッズを使う