・子猫にはどんな種類のご飯をあげればいいの?
・頻度、回数、量についても知りたいな
疑問を抱えている方の悩みを解決できる記事になっています。
本記事では、子猫の生後日数に合わせたご飯の与え方について、「回数、量、頻度」に注目して初めての人でもすぐに実践できるように具体的に解説していきます!
この記事を読み終えることで、「子猫のご飯の与え方」が分かるだけでなく、「子猫はご飯の与え方に気を付けないといけない理由」が分かるようになりますよ!
生後0カ月~12カ月までの子猫は、成長に合わせたご飯を食べさせよう
結論から言うと、生後0カ月~12カ月までの子猫は、成長段階に合わせて食べるものが違います。必ず、成長段階に合わせたご飯を与えてあげてくださいね!
主に成長段階は、次のように分かれています。
生後0カ月~2週目(授乳期) | 母猫の母乳で育つ時期、市販のミルクで代用可 |
生後3週目~6週目(離乳期) | 徐々に離乳食を食べられる時期 |
生後1カ月~6ヶ月(普通食) | 通常のドライフードやウェットフードを食べられる時期 |
生後7か月~12カ月(普通食) | 去勢後など必要に合わせてフードのカロリーを抑える時期 |
それぞれ、成長段階によって適したご飯の種類や与え方が違うのですが、その理由は、成長段階によって必要は栄養の量や吸収能力が違うからです。
人間の赤ちゃんでも初めからご飯を食べられるわけではないのと同じですね!
逆に、7カ月以降は肥満に注意しながらキャットフードの量や種類を調整する必要があります。
それでは、具体的に与え方について見ていきましょう
生後0カ月~12カ月までの子猫は、ご飯の量、頻度、回数を分けよう
先ほど説明した通り、子猫の食事は成長に合わせてご飯の種類を変える必要があります。そして、変えるのはご飯の種類だけでなく「ご飯の量」「頻度・回数」も同様です。
生後間もない頃は、1時間~2時間おきにミルクを与えないと行けなかったりするのでお仕事などで家を離れる人は注意ですね。
それでは、順番に見ていきましょう。
ご飯の量・頻度・回数:生後0カ月~2週目(授乳期)
ご飯の種類 | 基本は、母猫の母乳 市販の子猫用ミルク(粉ミルクがおすすめ) |
ご飯の回数 | 1日に8回程度 |
ご飯の頻度 | 2時間~3時間に1回 |
ご飯の量 | 個体差あり、飲める量をあげる |
生後0カ月~2週間の授乳期の子猫は、可能な限り母猫の母乳を与えるのがおすすめです。
理由は、母猫の母乳には栄養はもちろんですが、子猫の身体を細菌やウイルスから守る、抗体などの免疫にかかわる成分が含まれているからです。
この時期の子猫を保護する場合など、母猫からの母乳が手に入らない場合は市販の子猫用ミルクで代用できます。
この時に重要なのは、必ず子猫用に栄養価を高く作ってある「子猫用のミルク」購入することです。
なぜなら、生後間もない子猫は本来であれば栄養満点の母乳で育っており、丈夫な体に育つにはそれだけ栄養価の高いミルクが必要だからです。
初めての飼い主さんは、1回にあげる量や濃さを調整しやすいので「粉ミルクタイプ」がおすすめですよ!
ちなみに、市販で購入できる子猫用のミルクでは「ロイヤルカナンのミルク」が安心できておすすめです。
ご飯の与え方と注意点
この時期の子猫は、まだ胃が小さく、1度に食べられるミルクの量が少ないため、2時間~3時間に1回のペースでミルクを飲ませてあげる必要があります。
子猫にご飯を与える時に必要なものは、次のとおりです。
・シリンジ
・ミルクは人肌に温めてからあげる
ご飯の量・頻度・回数:生後3週目~6週目(離乳期)
ご飯の種類 | 離乳食、ふやかしたドライフード、ウェットフード |
ご飯の回数 | 1日に6回程度 |
ご飯の頻度 | 3時間~6時間に1回 |
ご飯の量 | およそ50g |
生後3週目~6週目(離乳期)の子猫は、乳歯が生え始め徐々にミルク以外の食べ物も口にするようになっていきます。
子猫の様子を見ながら少しづつミルクよりも栄養価の高い、ドライフードやウェットフードに切り替えていきましょう。
離乳食は、次の方法であげることができます。
・ウェットフード
・市販のドライフードをふやかしてあげる
授乳期に比べ少し手がかからなくなってきますが、まだまだ頼りない時期です。飼い主さんがしっかりサポートしてあげましょう!
お湯でふやかす離乳食の作り方は、とても簡単です。
②ラップをして電子レンジで加熱する
③加熱後、人肌程度に冷ましたら完成
子猫用の離乳食で人気なものをいくつかピックアップしておくので、コチラも参考にしてください。
ご飯の与え方と注意点
この時期の子猫は、3時間~6時間に1回、1日に6回ほどご飯をあげるようにしてください。
あげるご飯のパターンは、次のとおり。
・ウェットフード
・子猫用の離乳食
ご飯の量・頻度・回数:生後1カ月~6ヶ月(普通食)
ご飯の種類 | ドライフード、ウェットフード |
ご飯の回数 | 1日に3回~4回 |
ご飯の頻度 | 6時間~8時間に1回 |
ご飯の量 | ※フードごと給餌量に従う |
生後1カ月~6ヶ月(普通食)の子猫は、乳歯が生えそろいふやかさずにドライフードやウェットフードを食べられるようになります。
身体がぐんぐん成長する時期でもあるので、栄養価が高い子猫用の総合栄養食を選んであげるようにしましょう。
また、生後1カ月~6ヶ月に口にした食べ物で今後の食べれるものが決まってくることが多いので、ウェットフードやドライフード、もしくは、手作りのフードを満遍なく与えてみるのもいいのかもしれません。
少なくとも、ドライフードとウェットフード両方食べれるほうが安心なので試してみてください。
コチラのキャットフードは、獣医さんに進められて実際に使用していたキャットフードです。
ご飯の与え方と注意点
生後1カ月~6ヶ月になると、ドライフードをふやかす必要がなく温度も特に気にする必要がなくなります。また、1日の食事回数も3回~4回に落ち着いてくるのでだいぶお世話が楽になってきます。
今後、ドライフードもウェットフードも食べれるように両方食べさせてあげるようにしましょう!
子猫によっては、1回の量を「その場で食べきる子」と「少しづつ食べる子」がいます、「少しづつ食べる子」の場合、夏場などキャットフードが傷んでしまう危険性があるので注意してください。
ご飯の量・頻度・回数:生後7か月~12カ月(普通食)
ご飯の種類 | 成猫と同様のドライフード、ウェットフード |
ご飯の回数 | 1日に2回~3回 |
ご飯の頻度 | 8時間おき |
ご飯の量 | ※フードごと給餌量に従う(肥満の場合は、減らす) |
生後7か月~12カ月(普通食)になると、あんなに小さかった子猫も立派な大人の身体に成長します。
永久歯が生えそろい、発情期もこのころから始まります。
去勢手術後は、太りやすくなるので猫ちゃんの体格に合わせて給餌量を調整してあげましょう!
去勢後のカロリー低めのドライフードも販売されているので、そういったフードに切替って言ってもいいですね。
ちなみに、猫ちゃんの身体にも優しいおすすめのフードは、コチラで紹介しているので参考にしてみてください。
≫【初心者向け】健康に配慮した子猫から成猫まで食べられる良質なキャットフードはこちら
ご飯の与え方と注意点
ご飯の回数は、1日に2回~3日程度でよくなります。
日中仕事などで留守にする場合は、朝と晩の2回あげるようにしてください。
この時期から、太りやすくなり肥満になりやすくなるので定期的に体重をはかるなど、健康管理を徹底してあげるのがおすすめです。
後からダイエットをするのは結構大変なのでマジでおすすめですよ!
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子猫のご飯の与え方:ご飯の種類・量・頻度・回数:まとめ
今回は、子猫のご飯のあげ方について詳しく解説していきました。
繰り返しになりますが、子猫にご飯をあげるときは成長段階に合わせたお世話が必須です。
猫ちゃんの成長に合わせてしっかりお世話してあげれば、ほんとにすくすく成長してくれますよ!
余談になりますが、子猫の期間は本当にあっという間に終わってしまうので、今のうちにできるだけたくさんの写真を残しておくのがおすすめです。
大きくなってから振り返るととても楽しいし懐かしく感じれますよ!この記事が何かの役に立てばうれしいです。