今回は、こんな悩みを解決できる記事になっています。
なぜなら、私自身も軽度の猫アレルギーを持っている愛猫家であり、アレルギーと付き合いながら2匹の猫たちと一緒に生活しているからです。
記事の前半では「猫アレルギーでも猫を飼うことができた理由」を解説しつつ、記事の後半では「簡単に始められる猫アレルギー対策」について解説しています。
この記事を読み終えることで、猫アレルギーで猫との距離ができてしまっている人や猫を飼うことを諦めている人も自分に合った解決方法を見つけられますよ!
- 私が猫アレルギーでも猫を飼うことができた理由を紹介
- 気軽に試せる猫アレルギーの対策法を紹介
猫アレルギーでも猫を飼うことができた理由
まず初めに、少しだけ私が猫アレルギーを自覚した経緯をお話しします。
- 昔から鼻炎持ちだが、猫アレルギーの自覚はなかった
- 猫との生活が始まって3日目で体の異変に気が付く
- 猫にふれた後に必ずくしゃみと目のかゆみが出るのを確認
- 自分が猫アレルギーの可能性があることを自覚する
だいたい上記のような流れで自分が猫アレルギーであることに気が付きました。
猫を飼っていて猫アレルギーに悩んでいる人の中には、私のように猫との生活が始まってから症状を自覚した人も多いのではないでしょうか?
そのため、急に来る鼻や目のかゆみに「えーーーこれって猫アレルギー??」と戸惑ってしまいますよね。
猫アレルギーの症状が気にならなくなった
そんな私ですが、猫との生活が数年間続いた今は特にかゆみやくしゃみに苦しむことなく、猫たちとの生活を楽しんでいます。
私が猫アレルギーと上手に付き合えるようになった理由は、次のとおり。
- 長期間の猫との生活で体が慣れた
- 毎日の生活からアレルゲンを減らす努力をした
正直なところ、特別な薬や器具などを使用したわけではなく、あくまで生活に気軽に取り入れられる方法で改善されていきました。
猫アレルギーは慣らすことができる
- アレルゲンと長期間ふれることで体が慣れることがある
- 身体の慣れを利用した治療法を『減感作療法』という
- 完全に治ったわけではない
どうやら、猫アレルギーは猫と長期間一緒に過ごすことで症状が和らぐことがあるようです。
これは、猫と暮らすうちにアレルゲンに免疫ができ、症状が出にくくなる「減感作」によるものなんだとか。
私の場合は、およそ2年たったころからあまり猫アレルギーの症状を感じることがなくなりました。
とはいえ、今でも体調がすぐれないときや飼い猫と過度に触れ合ったときなどは、くしゃみや目のかゆみなど症状が出てきます。
完全に猫アレルギーを克服とはいかないですね。
自分で出来る範囲の猫アレルギー対策
- 猫アレルギー対策で改善できる
- 私は猫にも人にも負担が少ない方法から挑戦しました
- アレルギーの症状を見ながら少しづつ取組むのがオススメ
猫アレルギーと上手に付き合うためには、猫アレルギー対策は必須です。
でも、猫アレルギー対策というと飼い主が薬を飲んだり、飼い猫をシャンプーするなどちょっと抵抗のある対策もあります。
継続できる負担の少ない方法が良かった私は、『なるべく気軽に取組める対策から行う』ことに決めました。
猫アレルギーでも猫を飼うための6つの対策
- 猫に触れた後は手を洗う
- 睡眠時間を確保し規則正しい生活
- 小まめなブラッシングを心掛ける
- 布製品の洗濯を出来る限り行う
- 空気清浄機でアレルゲンを除去
- 毎日の抜け毛の清掃を徹底する
猫に触れた後は手を洗う
手洗いは、猫アレルギー対策の基本ですね!
飼い猫と遊んだ後や飼い猫を撫でた後など、とにかくたくさん触ったときは手をしっかり洗うことです。
手にフケや猫の唾液(毛づくろいで毛についてる)などが付いた状態で目や鼻を触らないように気を付けています。
猫ちゃんの可愛さのあまり顔をうずめたり顔を擦り付けたりしたくなりますが、猫アレルギーの人はできるだけ辞めたほうがいいですね。
アレルゲンを体内に取り入れないことを意識しましょう。
睡眠時間を確保し規則正しい生活
猫アレルギーの症状を軽くするには、しっかり睡眠をとって免疫をあげる必要があります。
睡眠不足になると免疫が低下し猫アレルギーの症状が出やすくなってしまいます。
睡眠時間をしっかり確保するためにも規則正しい生活を心掛けて、自分の体調を整えておくことが大切ですよ!
体感ですが、ついつい夜更かしをしてしまった日はかゆみやくしゃみがいつもよりも出やすく「昨日寝てなかったからかーー」っと後悔していました。
猫を飼っていると決まった時間にご飯の催促があるので規則正しい生活もしやすいので積極的に生活改善したいですね!
小まめなブラッシングを心掛ける
猫ちゃんとのスキンシップも兼ねて小まめなブラッシングを心掛けました。
ブラッシングを行うことで部屋に舞う抜け毛やフケの量を減らすことができるので、猫アレルギーの症状を出にくくすることができます。
猫ちゃんもマッサージ効果で血行も良くなるので健康的でいいですね。
ブラッシング用のブラシをいくつか用意して、マッサージ用のブラシやしっかり毛をとる用のブラシなどこだわってあげるのも楽しいですよ!
布製品の洗濯を出来る限り行う
ソファや絨毯などの布製品が多い家庭では、可能な限り定期的に洗濯を行うのがおすすめです。洗濯が難しい場合でも、コロコロなどを使って抜け毛を取り除いてあげましょう。
猫の毛についたアレルゲンが布製品に残っていると顔を近づけたときに猫アレルギーの症状が出やすくなってしまいます。
我が家では、ソファに洗濯できるカバーを付けて定期的に洗濯をしているほか、絨毯については管理が難しいので使用しないことにしました。
布製品がないほうが抜け毛は圧倒的に掃除しやすいです。とはいえ、すべて取り除くのは難しいのでできるだけ掃除しやすいものを選びましょう!
空気清浄機でアレルゲンを除去
我が家では、空気清浄機を3台使用しています。
空気清浄機を使用することで空気中のアレルゲンを取り除いて、猫アレルギーの症状を抑えることができるのでおすすめですよ!
優先的に使用したい部屋は、次のとおり。
- リビング
- 寝室
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毎日の抜け毛の清掃を徹底する
猫の抜け毛は、ちょっと掃除を怠るだけでもすぐに部屋中に積もりがちです。出来るだけ毎日の掃除を心掛け、少なくても2日に一回は部屋の掃除機掛けをするようにしてください。
換毛期になると抜け毛の量も急増し、朝に掃除しても夕方には毛埃が転がってるなんてことも出てきます。猫アレルギーには大敵ですよ!
とはいえ、毎日の掃除が難しい人もいると思います。忙しい人は、ロボット掃除機で留守中や作業中に掃除をしてもらうのもおすすめの方法です。
実際に我が家も、ロボット掃除機を4台使用して毎日の掃除機掛けはすべて家電に任せてしまっており、週末に取り切れていない抜け毛を掃除する程度で快適に過ごせています。
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猫アレルギーでも飼うことができる猫種
最後に、猫アレルギーの原因となるアレルゲンを溜めにくい、毛が短いor抜け毛が少ない猫種についてもを紹介していきます。
- オリエンタルショートヘア
- コーニッシュレックス
- デボンレックス
- スフィンクス
オリエンタルショートヘア
- 遊び好きで活発な性格
- 人懐っこくて甘えん坊な性格
- 大きな耳に小さな頭が特徴的
コーニッシュレックス
- 甘えん坊で人懐っこい性格
- 平和主義で優しい性格
- スリム体型で小さな頭が特徴
デボンレックス
- 好奇心旺盛でとても活発な性格
- 依存心が強くとても甘えん坊な性格
- やや小柄で巻き毛が特徴的
スフィンクス
- 人懐っこく人見知りをしない性格
- 他の動物とも柔軟に接することができる
- 体毛がとても短くほとんど無毛に近い
猫アレルギーの私が猫を飼うことができた理由:まとめ
上記で紹介した『気軽に試せる猫アレルギー対策』を参考にすれば、今より猫ちゃんとの関係が快適になるかもしれませんよ!
最後にもう一度内容を確認してみましょう。
◆気軽に試せる猫アレルギー対策
- 猫に触れた後は手を洗う
- 睡眠時間を確保し規則正しい生活
- 小まめなブラッシングを心掛ける
- 布製品の洗濯を出来る限り行う
- 空気清浄機でアレルゲンを除去
それでは、猫ちゃんと一緒に楽しく健康的な毎日を過ごしてくださいね!