【失敗しない】猫の正しいダイエット方法を紹介します←自己判断は危険です

猫の肥満は、身体によくないって聞いたけど本当?飼い猫が肥満なのか知る方法と具体的なダイエットの方法について知りたいな

今回は、こんな疑問に答えます

・猫ちゃんのダイエットの必要性について解説
・猫ちゃんのダイエットの方法と注意点について解説

猫の肥満は万病のもと!←ダイエット方法を学びましょう

結論から言うと、猫の肥満は、正しい知識を持って改善するべきです

もふもふした見た目で、太っていたほうが好きな人も多い猫ちゃんの肥満事情ですが、猫ちゃんに長く健康で幸せに生きてもらうには肥満を改善する必要があるんです

理由は、

・肥満は、病気の原因になる
・肥満は、身体に大きな負担をかける
・肥満は、猫ちゃん一人では改善できない
主にこの3つがあげられますね
飼い主さんの中には、「なんとなくそんな気はしてた」と思う人も多いのではないでしょうか
それでも中々猫ちゃんのダイエットに取り掛かれないのは、その理由が、少しずつ進行していき変化に気が付きにくいものだからです

中々、未来に起きる悪影響はイメージできないですよね。人間の場合も同じですね

猫ちゃんの肥満がどんな悪影響を及ぼすのかを知ってイメージできるようになれば、きっとダイエットに取り組むやる気が出ると思いますよ!
まずは、肥満状態の猫ちゃんに襲い掛かる未来の病気について解説していきます

猫の肥満によって起こる病気

猫が肥満になることで起こる病気には次のようなものがあります

・高血圧など循環器系の病気
・皮膚病
・関節炎などの関節まわりの病気
・糖尿病
まず、太れば太るほど心臓などの循環器系の臓器に負担が大きくなります
それに加え、太ることで皮膚の再生が遅くなり皮膚病になりやすくなったり
当然、身体が重たくなることで負担もかかる関節なども炎症を起こしやすくなります
これらの病は、肥満の猫ちゃんでなくてもなる可能性がありますが、肥満であることで大きくリスクが上がってしまう病気です
可能な限り、こういった病気から無縁な生活を送らしてあげたいですよね

肥満によって起きる負のスパイラル

肥満になることで、上で紹介したような病気になりやすくなるわけですが
それに加え、肥満が続くと陥りやすい負のスパイラルが存在します
それは、一度肥満になると猫ちゃん自ら太りやすい行動をとるようになることです
猫ちゃんは、肥満になると次のような行動をとるようになります
・足腰に負担のかかる上下運動をしなくなる
・動きづらいので寝て過ごすようになる
・運動等の欲を満たせないのでよりご飯を食べる
猫ちゃんも人間と同じように、肥満になると動く意欲が減ってしまいます
その結果、より太りやすくなるし関節炎などの症状が始まるといよいよ動きたくても動けなくなってしまいます
この負のスパイラルを抜け出すには、飼い主のサポートが必須です

飼い猫の健康管理は飼い主にしかできない

自分で「太ってきたから痩せよう!」と行動を変えることのできる人間と違い飼い主さんがサポートして初めてダイエットに成功することができます

猫ちゃんの健康な長い人生を守ることができるのは間違いなく飼い主さんだけです

飼い猫の肥満度をチェックする方法は?

ここまで、話を読んで「なるほど、猫の肥満はちゃんと改善してあげないといけないんだな」と思った飼い主さんも多いと思いますが

自分の家の猫ちゃんが、肥満なのかそれとも標準なのか分からない方もいますよね

猫ちゃんの最適な体重は、1歳になったころの体重です

1歳になったころの体重は、ちょうど猫ちゃんが成猫になったときの体重になります

大人の猫ちゃんとしての基準となる体重ですね

今の体重と比べてみて1歳の頃の体重よりも明らかに増えていれば肥満気味と言えます

とはいえ、1歳の頃の体重を覚えていない場合やそもそも1歳以降に迎えている場合もあります

そんな時は、猫ちゃんの体を触ることで簡単に肥満度をチェックすることができるので安心してください

痩せすぎ肋骨が浮き出ている、簡単にさわることができる
理想的な体系肋骨は見えないが、触ると感じられる
太り過ぎ上から見てウエストがない、肋骨が触れない

このポイントを意識して猫ちゃんの身体を観察してみてください

これで大体の状態を知ることができます

より詳しく、今の状態を知りたい場合は動物病院で簡単な健康チェックをお願いしてみましょう

健康チェックくらいなら1000円程度でやってくれる場合も多いです

不安な場合は、事前に問い合わせて聴いてみるのも手ですね!

猫のダイエットに失敗しない方法【獣医さんとの連携が必須】

いよいよ、具体的なダイエットの方法の解説です

猫ちゃんのダイエットに失敗しないために大切なことは、自己判断でダイエットを勧めないということです

正しい手順を踏めば猫ちゃんもダイエットに成功できるので、ここは落ち着いて手順を踏んでいきましょう

猫のダイエットは医療行為、必ず獣医に相談

まず、最も大切なこを説明します

それは、ダイエットの前に必ず動物病院で実際に見てもらい相談することです

「えっそこまで大げさにしなくてもいいんじゃない?」と思う飼い主さんも多いと思いますが

猫の減量は、医療行為だと知っていましたか?

猫ちゃんのダイエットには、間違った方法で行うと命の危険がある場合や返って体調を崩してしまうことがあります

実際に、犬猫専門の減量外来があるほどです

僕が、読んでとても参考になった動物病院の院長先生が監修している本でもこのように話されています

最初にお伝えたいのが、減量は猫の体の中に働きかけて変化を促す、れっきとした医療行為だということです。

特に猫の場合は、減量を適切に行わないと肝リピドーシスという重大な病気にかかってしまうことがあります

専門医に学ぶ「長生き猫ダイエット」より

普段、ダイエットと言えば自分で気軽に行うことが多いので簡単に思いがちですが

猫の場合は、間違ったダイエットによって肝リピドーシスという病気になってしまうことがあります

肝リピドーシス(脂肪肝)
食欲が低下し、体重が減少する。
同時に嘔吐や下痢、口の中や結膜(目の粘膜)が黄色くなり、治療をしないと死に至る。
原因:絶食や極端なダイエット、栄養バランスの極端な偏り

間違った方法でのダイエットは、猫ちゃんの健康を守るどころか病気にしてしまうかもしれないことに注意です
なので、まずは獣医の先生に診てもらい適正体重やダイエットの方針について相談してみましょう
対応してもらえるか心配な場合は、事前に「ダイエットの相談にのってもらいたい」旨を伝えるのがおすすめですよ

ダイエットの流れ←半年ほどの長期で考える

ダイエットを始める前に覚悟して置かないといけないのは、ダイエットは長期のスパンで考える必要があることです

先ほどの、肝リピドーシスの話でも触れましたが、猫ちゃんのダイエットは急激にではなくゆっくり無理なく痩せていくことが理想です

そのため、猫のダイエットには

半年~1年

の期間が必要な場合が多いです

この期間の間、飼い主さんは、猫ちゃんの体調を観察しながらダイエットをすすめていく必要があります

長期的な計画でゆっくり無理なく進めていきましょう

そのためにも、飼い主さんは

・猫ちゃんの理想の体重を把握
・獣医さんと相談した減量方針への理解
・1カ月当たりの減量ペースを把握
これらをしっかり理解しておく必要があります
長期間モチベーションを高く保てるように、体重を記録したり、その様子を写真に収めるなど
継続したくなる工夫をすることをおすすめします

猫のダイエットは、毎日の食事が重要

ダイエットというと、ランニングなど運動を想像しがちですが猫ちゃんのダイエットは基本的に食事の管理を中心に行います

それには、理由があって

・肥満になっている猫ちゃんは既に動くのにおっくうな場合
・関節などにダメージが蓄積している場合

ダイエットのためにカロリーを消費しようとしてもそこまで継続的に運動させるのは正直難しいです

そのため、運動によるカロリー消費を中心にしたダイエットよりも食事を管理し、摂取カロリー自体を減らしってあげるダイエットの方が向いています

ダイエットの時に食べると効果的なキャットフードは多数販売されており

・室内猫用
・去勢・避妊後の猫用
・減量用
など、パッケージに表記されています
病院での診察結果によっては、減量に特化した「療養食」を勧められることもあるかもしれません
ダイエットに適したフードを使用することでより効果的にダイエットに取り組むことができます
とはいえ、「療養食」は高価で少し抵抗がある飼い主さんも多いと思います
たしかに、病院で処方される「療養食」などは、通常のフードに食らえて価格が高いことが多いようです
でも、肥満を解消できづに病気や怪我などをしてしまえば、通院だけでも10割負担で高額になりがちです
猫ちゃんの健康と医療費のリスクを考えれば、猫ちゃんに合ったキャットフード選びは決して高くないと思います
獣医さんと相談して、「療養費」などを勧められたときは、値段に驚くかもしれませんが少し検討してみるのがおすすめです

上下運動を取入れて痩せやすい環境づくり

先ほど、猫のダイエットは食事が中心だと話しましたが、運動にまったく意味がないわけではもちろんありません

寧ろ、生活に運動の時間を取入れることで次のような効果が期待できます

・カロリー消費の増加で減量効果アップ
・ストレス発散でご飯の催促予防
・飼い主さんとのスキンシップが増えて仲良し度アップ

猫ちゃんの生活に上下運動を取入れる工夫をすることで、ストレス発散とダイエットの両立がしやすくなります

とはいえ、運動を取入れる際にも注意は必要です

それは、

・体力のない高齢猫
・関節炎などを患った猫ちゃん
・体調を崩している猫ちゃん
こういった場合には、無理な運動は禁物です
体調を崩してしまったり、炎症や病気を悪化させてしまう可能性があります
猫ちゃんの体調に心配がある場合は、獣医さんに相談する際に合わせて聴いてみると良いですよ

食事用品にこだわればダイエットが捗る

こちらも、お家で取り入れることのできるダイエット法です

おそらく今から猫ちゃんのダイエットを使用と考えている飼い主さんの中には、

うちの子は、早食いで食べ終わったらすぐに餌を欲しがるからちゃんとダイエットできるか心配だな…

と心配している人もいると思います
早食いが癖になっている猫ちゃんは、ご飯を食べた後すぐに次のご飯を食べたがったり、少ない量のご飯では満足できない場合も多いです
そんな、早食いの猫ちゃんには
・知育おもちゃ
・早食い防止食器
この二つの猫用グッズが効果的です
それぞれ、早食いを防止し猫ちゃんが時間をかけて一回の食事を長く楽しめるようにできているので、早食いで食事の満足度が低くなりがちな猫ちゃんも満足度を感じやすくなります
比較的低価格で手に入るものも多いので、猫ちゃんの早食いが気になる方はチェックしてみてください
参考に、それぞれ人気の商品を張っておきますね

早食い防止食器

知育おもちゃ

猫のダイエットの成功は、飼い主にかかっている

ここまで、猫ちゃんの肥満のリスクとダイエットの流れについて話してきましたがダイエットの成功のカギを握るのは間違いなく飼い主です

飼い主である私たちが、管理してあげることで猫ちゃんをより健康に長く生きてもらうことができます

「うちの猫は、少し太り気味かも?」と思った飼い主さんは、ぜひ行動に移してみてください

この本は、私が飼い猫のダイエットを始めるうえでとても参考になった良書です

これからダイエットを始める飼い主さんは一度読んでみるとイメージが湧きやすいかもしれません

以上ッ

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キャットフード選びは、愛猫の健康を支える大切なポイント。

この中でも1番おすすめなのは、もちろん『レガリエ(REGALIE)』。

レガリエに食いつくちょろ君

↑レガリエを美味しそうに食べるちょろ君

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