ご飯を残すようになって困っています
おやつだけでも栄養面の問題はないの?
ご飯を食べてくれない原因と対策について知りたいな
今回は、こんな疑問に答えていきます
・猫がおやつしか食べてくれない原因と対策について
現在に2匹の猫のと暮らしていますが、食事に関する問題には日々悩まされてきました
そんな中でもご飯を食べずにおやつをねだりに来るのには困ったものです
結論から言うと、猫ちゃんが飽きないご飯の習慣を作ることが大切です
今回は、飼い猫がおやつしか食べてくれなくなったときの原因と対策について紹介していきます
ご飯の代わりにおやつを与えるのはNGです
まず、飼い猫がご飯を食べてくれない時に、代わりに「おやつ」をあげるのはNG行為です
おやつとして販売されている「一般食」をご飯の代わりとして与え続けるのは、猫ちゃんの体調を崩す原因になるので辞めたほうがいいです
ご飯を食べてくれないから、おやつをあげるのではなく、ご飯を食べてくれない理由を考え、その原因を解消してあげるように取り組みましょう
おやつは主食の代わりにはならない
猫ちゃんの「おやつ」として販売されている一般食には次のような特徴があります
・必要な栄養が十分に入っていない
・カロリーが高め
ちょうど人間でいう所の「スナック」や「ジャンクフード」に近い特徴ですね
当然、一般食は猫ちゃんの主食としての役割をこなすことはできないわけです
むしろ、一般食を毎日のご飯として食べ続けると
・毛艶が悪くなる
・体調を崩す
などの悪影響が出る可能性もあります
猫ちゃんにおやつを与えるメリット・デメリットについては、コチラの記事でより詳しく説明しています
おやつを与える必要性について知りたい人向け
おやつがご飯を残す原因かも
そもそも、ご飯を食べてくれなくなる原因ですが、おやつの与え方がその原因の一つの可能性があります
先ほど少し触れましたが、猫ちゃん用おやつは、「猫ちゃんが好むように風味付けされています」
主食である「総合栄養食」よりもおいしそうに作ってあるんです
このおいしさに慣れてしまうと、「もう、普通のご飯じゃ物足りないニャー」なんてことになる場合があります
猫ちゃんの舌が肥えてしまったってことですね
猫ちゃんにおやつを与える時の正しい方法については、コチラの記事で紹介しているのであわせてチェックしてみてください
猫におやつを与える方法と注意点を知りたい人向け
ご飯を食べないのであればおやつは控える
上記の理由から、ご飯を食べてくれない場合に、代わりにおやつをあげることはおすすめできません
おやつは、あくまでスナックなので、ご飯をあまり食べてくれない場合は
・ご飯に少量混ぜる
・しばらく与えない
など調整してあげるようにしてください
猫がおやつしか食べてくれない原因
ここまでで、ご飯を食べてくれない原因について少し触れてきましたが、ご飯を食べなくなる原因は、「おやつ」だけではありません
「おやつ」は食べるのに「ご飯は食べない」場合に考えられる主な原因は
・おやつの食べ過ぎでお腹がすいていない
・ご飯の味に飽きてしまった
・体調不良や廊下で食欲が落ちている
ドライフードが美味しくない
ドライフードの味が好みじゃなかったり、湿気や酸化で鮮度が落ちている場合
猫ちゃんが「美味しくないニャ」と食べなくなってしまうことがあります
聞いたことある飼い主さんもいると思いますが、猫は、食事に対してこだわりを持っている場合も少なくありません
猫ってグルメなんですね(笑)
気に入らないドライフードは、残したり口をつけないこともあります
おやつの食べ過ぎでお腹がすいていない
猫だっておやつを食べ過ぎるとご飯が食べられなくなります
おやつの量は、適量か少ないくらいに抑えるべきです
小さい頃に「ご飯の前におやつを食べてはいけません!!」ってお母さんに怒られたことがある人も多いのではないでしょうか?
それと同じですね
ご飯の味に飽きてしまった
毎日繰り返し出されるドライフードの味に飽きてしまうと、少量食べて残したり、臭いをかいで食べようとしないことがあります
これも、猫ちゃんには良くある話ですね
長い間、同じキャットフードを与えていて食べなくなった場合はこの可能性が高いです
体調不良や老化で食欲が落ちている
体調不良や老化で食欲が落ちてしまっている場合、ご飯を食べる元気はないけど、嗜好性の高いおやつなら口にすることがあります
食欲がない以外に、いつもと様子がおかしい場合や猫ちゃんが高齢の場合は、この原因の可能性が高いです
猫がご飯を食べない場合の対策は?
猫がご飯を食べない原因について紹介してきました
今度は、食べないときの対策について紹介していきます
食事習慣を見直せば改善することも多いので是非試してみてください
・おやつの量を減らす
・複数のドライフードでローテーションを組む
・食器のかたちと管理を見直す
・様子がおかしい場合は動物病院に相談
ドライフードの保管方法を見直す
猫がご飯を食べない原因になる「ドライフードの劣化」を防ぐ方法です
ドライフードは、開封してから空気に触れることで、「酸化」や「湿気」によって風味や鮮度がどんどん落ちてしまいます
これを防ぐには、
・湿気の少ない冷暗所での保管
がとても重要になってきます
具体的な猫ちゃんが喜ぶドライフードの保管方法についてやよりドライフードの美味しさを長く保つためのコツについては、コチラの記事で紹介しています
フードの美味しさの保ち方を知りたい人向け
≫【知って得する】キャットフードの正しい保存法を解説します【具体例あり】
おやつの量を減らす
現状、毎日おやつをあげているのであれば、おやつの量を見直してみましょう
基本的に食前はおやつは与えないように気を付け、ご飯の時間にお腹がすくように調整してみてください
与える量は、パッケージの量を限度に少な目がおすすめ
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複数のドライフードでローテーションを組む
1種類のドライフードを与え続けると猫ちゃんによっては、味に飽きてしまい食べなくなってしまいます
そんな、「飽き」を防ぐために複数のドライフードをローテーションさせてあたえるのがおすすめです
3種類ほど食べさせるドライフードを決め、混ぜたり食事ごとに変えるなどドライフードに飽きないよう工夫しましょう
ドライフード選びに迷う方は、コチラの記事で猫ちゃんに喜んで食べてもらえるオススメのキャットフードを紹介しています
ぜひ、参考にしてみてください!
猫ちゃんが喜ぶキャットフードを探している人向け
≫【初心者向け】キャットフード探しの完全ガイド【健康的な食事】
食器のかたちと管理を見直す
猫ちゃんの食欲をアップさせるには、食器の手入れと食べやすい食器選びも重要です
例えば、食器を洗うとき人間用の洗剤を使っている場合は注意が必要です
洗剤の臭いで猫ちゃんの食欲が落ちている可能性があります
猫に嫌がられない食器の洗い方を知りたい人向け
≫【これで安心】猫目線で考える食器の洗い方を解説します【人間用の洗剤はNG?】
また、猫ちゃんが食べにくいと感じる食器では食も進みません
飼い猫が喜ぶ食器の条件は以下のとおり
・安定性が高い
・適切な器の大きさ
猫ちゃんごとに適切なサイズは違ってくると思いますが、食事台で高さを調整したり、猫ちゃんの食事の様子を観察するなどしてぴったりの食器を探してあげましょう
猫用品の人気ブランド「猫壱」が販売している食器は、猫工学に基づいて上記の条件を満たした猫ちゃんが喜ぶ食器づくりをしていてとてもおすすめです
気になる方は、コチラのレビュー記事を参考にしてみてください
飼い猫にぴったりの食器を探している人向け
≫【猫壱 ハッピーダイニング レビュー】猫目線で考えられた食べやすい食器でした【動画あり】
様子がおかしい場合は動物病院に相談
ここまで紹介した対策を試しても改善しない場合や、少しでも様子がおかしいと感じる場合は
迷わずに動物病院に相談に行きましょう
実は、病気にかかっていたなんてこともあり得るので行動は早めがいいですよ
絶食は病気の原因になるのでNG
猫ちゃんの食欲がない場合の対策について紹介してきましたが、最後に絶対にしてはいけない対策について紹介します
それは、「絶食」することです
ご飯を食べずにおやつを欲しがる時におやつを与えないようにすることは必要ですが
それでも、ご飯を食べない場合に「お腹がすくまで何も食べさせない」のはNGです
それは、猫は24時間以上の絶食をすると「肝リピドーシス」と呼ばれる脂肪肝に似た状態になってしまうからです
肝不全の状態になり最悪死亡するケースもある怖い病気です
そもそも、長時間の絶食は体調不良が原因の可能性が高いので動物病院に相談に行きましょう
ご飯食べない!?飼い猫の食欲不振おやつは食べる場合の対策:まとめ
今回は、ご飯は食べないのにおやつは食べる場合の対策と注意点について紹介してきました
猫ちゃんは、グルメ志向でおいしくないドライフードは食べなかったり
おやつが癖になりご飯を残すようになることが結構あります
我が家でも何度かそんなことがありましたが、原因を考え食事の環境を改善することで元の食欲に戻ってくれました
徐々に好みや季節による食欲の変化などもわかってくるようになるとおもいます
根気よく猫ちゃんに付き合ってあげてくださいね!
以上ッ